妊婦健診の内診が痛い理由|痛みを和らげる方法

妊婦健診の内診が痛い理由・痛みを和らげるコツ

妊婦健診の際には内診がありますが、私はめちゃくちゃ嫌でした。
痛いから嫌な人は多いのではないでしょうか?

最初はとにかく痛みに耐えていたのですが、ちょっとした工夫で痛みが少なくなりました

痛みの理由と私が痛み緩和のためにやっていたことを書いていきます。

こんな人におすすめ

内診の痛みが怖い人
痛みを減らしたい人

内診は何で痛いの?(一般論)

あまりにも痛いので、内診が痛い理由を調べてみました。
次のような理由があるそうです。

  • 緊張
  • トラウマ
  • 内診時の姿勢
  • 器具の大きさ

これらが理由とされていることが多かったです。

緊張して身体に力が入ったり、性的なトラウマを持っていたり、内診の際に腰が浮いたり、器具が大きかったりすると痛いとのことでした。

本当にそれだけ?と思うような答えばかりなので、自分でも内診が痛い理由を考えてみます。

私が思う内診が痛い理由

ここからは私が思う痛い理由です。

いちばんは受け入れる準備ができていないからだと思います。

そういった行為をするときって、ちゃんと準備をしますよね?
いきなり挿れようものなら、痛いと感じるはずです。

しかし、妊婦健診では異物である医師の指や器具が突然挿入されます。
そりゃあ痛くも感じますよね。
乾いていると滑りが悪くて痛いのは当たり前です。

次に、器具の形状が問題だと思います。
器具はかなり鋭利というわけではありませんが、綺麗に丸みを帯びているわけでもありません。

つるっと丸くて一切の凹凸がないなら痛くないかもしれませんが、そうではないので痛くて当然だと思います。

そして…そもそもデリケートな部分なのに乱暴
既に内診の経験がある人なら分かると思いますが、力強い先生が多いです。

産婦人科は2か所利用したことがあるのですが、出産の際にお世話になった病院のほうが力強い内診だと感じました。
ある程度強く押したりしないと診察できないのかもしれませんが、デリケートな部分を触る力ではないと思います。

私が読んだ医師や看護師が監修した記事ではこういったことは触れられていませんでしたが、緊張や姿勢の問題だけではないというのが個人的な考えです。

痛みの和らげ方

トラウマの克服は簡単にできるものではありませんし、器具の種類を変えてもらったり、医師に力を弱めてもらうこともできません。

そうなると、別の解決方法を探す必要があります。

私がいちばん効いたと思う痛みの和らげ方は、痛みが来るタイミングで息を吐く方法です。
よく深呼吸が良いと書かれていますが、これに似ていると思います。

ただ、闇雲に息を吸ったり吐いたりしても意味がありません。
痛みが来る前に大きく息を吸って、痛みが来るぞというタイミングで息を吐くことに集中します。

すると、何もしないよりは、結構マシだと感じられました。
タイミングが合わないと痛いですが、痛みが来るときに息を吐けていれば痛みが和らぎます。

医師に話しかけられて返事をしようとし、呼吸のタイミングを逃してしまうこともありましたが、そのときは痛かったです。
返事しなきゃと思うかもしれませんが、器具を入れるときは返事より深呼吸を優先して、完全に入ってから返事でも良いと思います。

注射などが苦手なので採血や点滴の際にも針が刺さるときに息を吐くようにしたのですが、いつもより痛みが少なかったです。

内診も採血も痛いときに唸ってしまうほどだったのですが、唸ることがなくなるくらいには効きました。

内診は避けられないの?

内診が嫌すぎて回数を減らせないのかなと考えることもありました。
内診をやる具体的な意味を知らなかったので、やる必要はあるだろうけど何とか避けられないのかなという気持ちが強かったです。

なので、内診の必要性を調べてみました。
内診をすることで子宮筋腫が見つかったり、早産や流産の徴候が分かったりすることがあるようです。

自分のためにも赤ちゃんのためにも、やはり内診は大事だと言えます。

おわりに

内診が痛いという意見に対して「そういった行為をしたことがあるのに?」「このくらいで痛いなんて産むときはもっと痛いよ?」なんて発言も多いです。
「産むときはもっと痛い」は実際に医師から言われました。

ですが、痛いものは痛い!

女性の身体の仕組みや内診のやり方などを考えると、痛みがあるのは当然だと思います。

人によって効果的な方法は違うかもしれませんが、私の場合は痛みが来るときに息を吐くことで乗り切れました。
内診の痛みを少なくしたい人は、紹介した方法を試してみてください。