ベビーカー不要派だった私の「ベビーカーを買って良かった」14個の理由|メリット・デメリット両方を紹介

ベビーカー不要派だった私の「ベビーカーを買って良かった」14個の理由|メリット・デメリット両方を紹介

ベビーカーかぁ…
抱っこ紐があれば良くない?

なくてもどうにかなりそう

ベビーカーを買ったほうが良い人、買わなくても良い人なんて記事を読み漁り、我が家ではベビーカーは不要という結論に至りました。しかし、息子が大きくなるにつれて抱っこ紐でのおでかけが大変に。

結局、生後5か月でベビーカーを購入しました結論から言いますと、ベビーカー最高です。買って正解だった、もっと早く買っておけば良かったと思った理由を紹介します。

こんな人におすすめ

ベビーカーを買うか迷っている人
今更買うなんて…と悩んでいる人

目次から読みたいところへ飛べます。

ベビーカーがあると良い人・なくても良い人

ベビーカーの魅力を書いていく前に、一般的に言われているベビーカーがあったほうが良い人とそうでない人、わが家はどうなのか簡単に紹介しておきます。

あったほうが良い人

  • 腰痛持ち
  • 歩いて移動が多い
  • 自家用車がない
  • 荷物が多い
  • 赤ちゃんが抱っこ嫌い

なくても良い人

  • 車移動が多い
  • 足腰が丈夫で抱っこ紐がつらくない
  • 毎回階段でベビーカーを運ぶことになる
  • 抱っこしていないと赤ちゃんが泣く
  • 夫婦で抱っこを代われる
  • ベビーカーを保管する場所がない

わが家の場合

  • 腰痛持ち
  • 車移動が多い
  • 交代で抱っこできる
  • 家にベビーカーを置きづらい

わが家では腰痛持ちであることを除くと、ベビーカーを買わなくても良いように思えました。

ベビーカーを買って良かった理由

それではベビーカーを買って良かった理由、ベビーカーのメリットを書いていきます。

①腰が痛くない

もともと腰痛持ちということもあり、抱っこ紐は腰が痛くなりました。抱っこ紐で頑張った日は、腰の痛みでなかなか眠れなかったほどです。抱っこ紐に慣れるまでは姿勢が悪くなりやすいことも腰の痛みに繋がっていたと思います。

一方で、ベビーカーは腰に負担がかかりません。姿勢も正しやすく、ガラスに映った歩く姿にギョッとすることもなくなりました。産後ダイエットが進んでからは抱っこ紐を使ったときの腰の痛みがマシですが、ある程度痩せるまでは腰へのダメージが大きかったです。

なので、なるべく早く買っておけば良かったと後悔しました。

②買い物が楽に

赤ちゃん連れでの買い物が楽になりました。基本的には夫と一緒に買い物に行きますが、抱っこだとやはり大変だと感じます。

息子の場合は暑くなると泣くので、抱っこ紐を使っている時間が長くなるとぐずることが多かったです。ベビーカーを使うようになってからは、買い物の途中に泣かれたことがない気がします

ごはんを食べている間など、ずっと立ち止まっていると泣くことがありますが、買い物のように歩いているときであればご機嫌ですし、寝てくれることも多いです。赤ちゃんが不機嫌にならないので、気軽に買い物しやすくなりました。

③外食の選択肢が増えた

ベビーチェアが使えない月齢のときは、寝かせられるスペースがないお店は行けませんでした。近所に豊富な品揃えのベビー用品店がなく、赤ちゃんのものを買うために少し遠くまで足を運んだときは外食になりますが、選択肢がかなり少なかったです。

しかし、ベビーカーを買ってからは選べるお店が増えました。ベビーカーを買うまでは気づきませんでしたが、ベビーカーで入れる飲食店は意外と多いです。席に横付けして良いと言ってもらえるお店が多く、その場合はベビーカーに乗せておくことができます。親が食事している間はベビーカーで寝てくれたり、おもちゃで遊んでくれていたりするので、ベビーカーなしの頃より外食しやすくなりました。

ベビーチェアが使えるようになるまでは特に便利でしたし、生後9か月の現在もベビーチェアがない飲食店ではベビーカーが大活躍しています。

④温度調整がしやすい

息子はかなり暑がりです。冬に肌着+通年用ロンパースで暑がってギャン泣きし、夜風に当たると機嫌が良くなるほどで、抱っこでおでかけしていたときは密着による暑さで泣くことがありました

ベビーカーだと密着しないので、暑さが原因で泣いている姿を見ていません。寒がりな場合でも、ブランケットなどで体温調整がしやすいと思います。

暑がる息子に薄着をさせていたら、通りすがりの人に「あんな恰好で可哀想」と言われ、変な人に絡まれないためにも厚着させないといけないのかと悩んだ時期もありました。ですが、ベビーカーだと厚着か薄着か見えにくいので、安心して息子が快適に過ごせる恰好をさせられます。

⑤息子の機嫌が良い

すでに説明したように、ベビーカーだと暑くならないので息子の機嫌が良いです。もちろん、眠いときやお腹がすいたときには泣きますが、抱っこでおでかけのときより格段に泣く回数が減りました

泣いたとしてもベビーカーを押してうろうろしていると泣き止んでくれます。大泣きするようなことがほぼないので、安心して外出できるようになりました。

⑥よく寝てくれる

息子の場合、ベビーカーでよく寝てくれます。揺れが心地良いのか、しばらく乗っていると寝てしまうことが多いです。車でよく寝てくれる子なら、ベビーカーでもよく寝てくれるのではないでしょうか。

息子は活動限界時間より長く起きていることが多いのですが、ベビーカーで歩いているといつもより短い間隔で寝てくれることが多いです。

⑦触られるリスクが減る

赤ちゃんに触りたがる人って多いですよね。特におばあさんは許可なく触ってくる人が多いです。実際、抱っこだと近寄ってきたおばあさんに触られたことがあります。

ベビーカーを使うようになってから、幌(ほろ)を活用することで直接触られるリスクは減りました。赤ちゃんに興味を示しそうな人の近くを通るときには、「眩しいから閉めようね」「寝ちゃったから閉めようか」なんて言いながら幌をおろすことが多いです。

それでも話しかけてきたり顔を見せてと言ってきたりする人もいますが、「眩しがるので」と幌の窓からだけ見せたり「寝てるのでごめんなさい」と断って逃げたりしています。抱っこのときより触りたがる人から逃げやすいので、ベビーカーはありがたいです。

⑧マザーズバッグが載せられる

ショルダータイプではなくトートバッグのようなマザーズバッグを使っているので、肩もしくは手でバッグを持つことになります。夫とふたりのときは良いのですが、ひとりで息子もバッグも持つのは大変です。ベビーカーなら荷物置き場が付いているものが多いので、マザーズバッグを載せておくことができます。

⑨おでかけが楽しくなる

ベビーカーがあるとおでかけがもっと楽しくなりました。赤ちゃんをずっと抱っこしていたときのように疲れませんし、ベビーカーのほうが息子のご機嫌な時間が長いです。

「抱っこ紐だと大変だし」と思っていた場所でも、気軽に行けるようになりました。動物園に行ったりネモフィラを見に行ったりしましたが、ベビーカーがあるので快適ですし楽しく過ごしやすかったです。

⑩清潔なベビーカーに乗せられる

ベビーカーを買う前は、夫と「お店ではベビーカートを使えばいいよね」と話していました。けれども、お店のベビーカートはなかなか汚いです。黒ずんでいるだけでなく、さっきまで乗っていた子供のであろうよだれなどの汚れがついていることもあります。使うとなれば除菌シートなどで拭きますが、汚れているのを見てしまうと乗せたくないという気持ちになりました。

また、お店のベビーチェアもめちゃくちゃ汚いものがあります。貸してくれるだけありがたいですが、何でも舐めてしまう赤ちゃんだからこそなるべく清潔なものを使いたいという気持ちが出てきました。ベビーカーを持っていれば我が子専用なので、いつでも清潔なベビーカーに乗せられます

⑪赤ちゃんが退屈しない

抱っこ紐で抱えている場合、赤ちゃんからは景色が見えづらいことが多いです。月齢によっては抱っこ紐から顔を出すことができ、周りをキョロキョロ見ることができますが、小さいうちは抱っこされているだけのことが多いと感じています。親のぬくもりを感じられるので良いのかもしれませんが、成長してくると退屈なのではないかと感じました。

赤ちゃん本人は退屈と思っていないのかもしれませんが、私は「暇なんじゃないかな」と気になります。ベビーカーの場合は自由に景色を眺めていますし、おもちゃを持たせておくと遊んでくれます

⑫顔を見やすい

対面式ベビーカーだと顔が見やすいです。わが家では両対面のベビーカーを買い、基本的には対面で使用しています。すぐに赤ちゃんの顔が見えるので、いつでもどんな様子か確認しやすいです。

吐き戻しが多かった時期は気がつくとミルクが出ていることがありましたが、顔が見えるのですぐに拭けました。眠そう、泣きそう、よだれが出ているなど分かるので、早めに行動することができます。

⑬親が動きやすい

抱っこ紐だと動きが制限されます。できないわけではありませんが、しゃがみにくいですし、赤ちゃんが窮屈になるので前屈みになることも難しいです。出先で調乳するときも、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしたままだと、足などにお湯が散らないか心配になります。

ベビーカーであれば、落ちたものを拾うことも調乳することも簡単です。ベビーカーが倒れないように、いたずらされないように気を付ける必要はありますが、格段に動きやすくなります。

⑭直射日光を避けやすい

幌がしっかりしたベビーカーを使うのであれば、直射日光を避けやすいです。抱っこでは日光が当たらないように隠すことが難しいと感じます。日除けのケープもありますが、夏はケープを使うと暑いのでベビーカーのほうが良いです。

身長が伸びてくるとベビーカーから足が出ますが、その場合は外にいるときだけ冷感ブランケットをかけることもできます。また、太陽の光が眩しすぎるという問題も起こりづらいです。息子は抱っこで外に出ると眩しくて嫌そうにしますが、ベビーカーであれば幌の窓からほど良い光が入るので眩しそうにすることがなくなりました。

ベビーカーの不便なところは?

ベビーカーを買って良かったと思っていますが、使う上で不便なところもあります。デメリットになり得る不便なところも紹介するので、買うか迷っている人は参考にしてください。

保管場所に困る

保管スペースがないと邪魔に感じる可能性が高いです。我が家の場合は、基本夫の車のトランクに載せています。平日にお散歩に行きたくて玄関に置いていたことがあったのですが、めちゃくちゃ邪魔でした。賃貸ということもあり、玄関がそれほど広くないのでベビーカーを置くと出入りに一苦労します。

アパートやマンションの2階以上に住んでいる場合、家に持って上がることが大変に感じるかもしれません。エレベーターなら楽ですが階段しかない場合はベビーカーを運ぶのに苦労します。

ひとりで買い物しづらいことも

たとえば、スーパーにひとりで行く場合はベビーカーだと不便かもしれません。カゴとベビーカー両方を持っての買い物は難易度が高いです。片手で持てるものをサッと買うくらいなら何とかなりますが、この場合も気をつけておかないと危ない目に遭います。

ベビーカーを両手で押していないと、まっすぐ進まなくて棚や人にぶつかるかもしれません。避けようとしたときに無理な動きをしてしまい、ベビーカーが倒れる可能性もあります。ベビーカーに赤ちゃんを乗せておくと洋服や本などの商品はじっくり見やすいですが、食品売り場や雑貨屋での買い物は不便に感じることが多いです。

盗難・いたずらの心配

ベビーカーはどこにでも持って行けるわけではありません。お店や施設を利用するときに、ここにベビーカーを置いてくださいという指示を受けることがあります。たとえば、フードコートの座敷を利用するときには、座敷の近くにベビーカーを置いておくことになるでしょう。壁が透明で席からベビーカーが見える場所もありますが、そうでない場合もあります。

私がよく利用するフードコートはベビーカーを死角に置くことになるので、基本的には座敷を使いません。座敷を使うときは置く場所の近くの席を選び、人が近づいて来ないか見たり、ときどき立ってベビーカーを確認したりしています。

フードコート以外だと、保健福祉センターでも見えない場所に置く必要がありました。保健福祉センターはおじいちゃんおばあちゃんも利用しており、たくさんの人が通る場所に置くので触られるのが怖いので抱っこ紐で行きます。

盗難防止はチェーンなどで対策できますが、触られることは防ぐのが難しいと思いました。とても便利なベビーカーですが、盗難やいたずらのリスクには少し困っています。 

トイレに行きづらい

ベビーカーを押している場合は、ベビーカーが入れる広いトイレを使うか多目的トイレを使うことになります。お店によってはどちらもなく、入れないという可能性もあるでしょう。ベビーカーを畳むにしても、狭いトイレだと目の届く場所に置いておくことも難しいです。大型のショッピングセンターなどでは大変な思いをしたことがありませんが、小さいスーパーやドラッグストアではトイレに行けないと感じます

今更買っても遅い?

A型ベビーカーの場合は生後1か月から使えるものがあります。B型ベビーカーは7か月頃から使えるようです。そのため、生後半年に近づくほど今更買っても遅い?と思ってしまうのではないでしょうか。生後5か月~6か月ほどであれば、B型ベビーカーが使える7か月まで待ったほうが良いかもと思うかもしれません。

わが家では生後5か月を過ぎて使い始めましたが、7か月まで待たなくて良かったです。ほとんど出かけない場合はB型まで待っても良いかもしれないですが、一緒に買い物に行ったり散歩したりする頻度が多い場合は買っても後悔しにくいと思います。A型でもB型と同じく48か月(4歳)まで使えますし、もうすぐ10か月ですがA型で不便だと思いません。また、AB型ベビーカーを買うという手もあります。

少しでも長く使うために今更と思わず早めに買うことがおすすめです

おわりに

ベビーカーを実際に使ってみて、不便なところもありますが、それよりもはるかに便利なところがあると感じました。今ではなくてはならないベビー用品の1つです。ベビーカーを始めて使った日の育児日記を見てみると「楽すぎる。誰だ抱っこ紐でいいって言ったやつ」という夫のツッコミが残っています。

わが家は夫婦ともにベビーカー不要派からベビーカー激推しに変わりました。なので、抱っこ紐だけで良くない?と考えている人にベビーカーの便利さを知ってほしいです。ある程度の月齢になってしまった場合でも、赤ちゃんが大きくなるほど外出が大変になるのでベビーカーをおすすめします。ベビーカーを買うか迷っている人は、私の体験談を参考にしてみてください。