赤ちゃんとの室内遊びのアイデア31個|道具・おもちゃ不要の遊び多数!

赤ちゃんと遊びのアイデア31選

赤ちゃんは遊びでも様々な力を伸ばします。
遊びは赤ちゃんにとって大切なことですが、赤ちゃんと毎日遊ぶことは簡単ではありません。

赤ちゃんとの室内遊びについて

  • 何をして遊べば良いか分からない
  • 遊びがマンネリ化してきた
  • 遊びのレパートリーを増やしたい

という悩みはありませんか?

ある程度の月齢になるまでは、できることが限られています。
遊びたい気持ちはあってもネタ切れになったり、大人が遊びに飽きたりすることもあるはずです。

私もこういった悩みを抱えていました。

アイデアをネットで調べても、
同じような遊びばかりでした。

そこで、赤ちゃんが喜ぶこと、親が退屈しないことを意識し、自分で遊びを考えるようにしたのです。

この記事では、実際に生後3か月頃から9か月に取り入れていた遊びを紹介します。

遊ぶときには気を付けたほうがよいことがたくさんあるので、注意点もまとめておきました。

こんな人におすすめ

・赤ちゃんとの遊びで悩んでいる人
・遊びのレパートリーを増やしたい人
・道具やおもちゃなしの遊びを知りたい人

目次から読みたいところに飛べます。

室内遊びのアイデア

室内遊びのアイデアを「道具などがいらない遊び」「家にあるものを使う遊び」「おもちゃを使う遊び」に分けて紹介します。
遊べる月齢の目安(私が実際に取り入れていた時期)、やり方、注意点なども書くので参考にしてください。

道具やおもちゃ不要の遊び

道具・おもちゃ不要の遊び

まずは道具やおもちゃがいらない遊びです。
自分や赤ちゃんのからだ・言葉などを使います。

①足パカ

おすすめの月齢:生後3か月頃~8か月頃
(大人しく寝転んでくれる時期が〇)

足パカは仰向けに寝た状態で足を上げ、足をパカパカする動きです。

ただの運動じゃん!と思うかもしれません。
しかし、赤ちゃんの視界に入る場所で足パカをすると…興味深そうに足の動きを見ます。

赤ちゃんも仰向けになっている場合は、同じように足を動かそうとすることも。
追視の練習、足の運動、親のダイエットという一石三鳥な遊びです。

動き回れる月齢になると、座ったり掴まり立ちしたいようで大人しく見てくれません。
やるなら、動かしている足に当たらないように注意してください。

②ダンスショー

おすすめの月齢:生後3か月頃~

赤ちゃんの近くで踊るだけです。
歌いながら躍ると更に喜びます。
上手い下手は関係ないので、とにかく踊ってみましょう。

息子は「腰に手を当てるポーズ」「その場で一回転」「振り向き」などで笑ってくれます。
動き回るようになってからも、踊っていると動きを止めて見てくれることが多いです。

赤ちゃんにぶつかることがないように気をつけてくださいね。

③遠くから近づく

おすすめの月齢:生後5か月頃~

2~3メートル離れた位置から近づく遊びです。

遠くにいる状態で赤ちゃんと目が合ったら近づいていきます。
声を出しながら・小走り・ゆっくりから素早くなど、色んな近づき方をしてみてください。

赤ちゃんが動き回る月齢になると、離れている間に転倒して頭を打つ可能性があります。
クッションマットやベビーサークルを活用するなど安全対策が必要です。

④赤ちゃんのモノマネ

おすすめの月齢:生後4か月頃~

クーイングや喃語に反応すると赤ちゃんは喜びますが、他のことでも真似すると喜びます。

息子は手足を伸ばしながら「ふんーっ!」と声を出すことがありますが、真似すると大喜び。
嬉しいときに身体を上下に揺らしたり、頭を床にすりつけたりしますが、これも真似すると喜びます。

自分の手を口に入れているときに手を食べる真似、床を叩いているときに床をトントンなど、色々な動きを真似しますが嬉しそうに反応してくれることが多いです。

⑤にらめっこ

おすすめの月齢:生後3か月頃~

当たり前ですが、赤ちゃんはルールを知らないので一方的にやっている感じです。

赤ちゃんが笑ってくれたら私の勝ち、笑ってくれなかったら赤ちゃんの勝ちとしています。

変顔で笑ってくれないときでも、「〇〇の勝ちだよ!すごい!」と褒めながら頭をなでたりぎゅーしたりすると大体笑ってくれます。

⑥寝たふり

おすすめの月齢:生後4か月頃~7か月頃

首がすわってからおすすめの遊びです。

体育座りをした状態でお腹と膝の間に赤ちゃんを入れ、赤ちゃんを支えながら身体を倒します。(膝は立てたまま)
目を瞑って動かずにいると、赤ちゃんが触ってきたり声を出したりするはずです。

赤ちゃんが何かしたタイミングで上体を起こし、顔を見ながら話しかけます。
(私はオフロスキーみたいに「呼んだ?」と反応しています)

再び仰向けになり、またトントンされたり声が聞こえたりしたら「呼んだ?」→寝たふりを繰り返します。

トントンや声を出すことでママが起きると覚えてくれ、いっぱい動いたり話したりしてくれるんです。

自分で動き回る月齢になるとお腹の上に乗せても降りようとするので、7か月くらいまでやっていました。

怪我をさせないために、しっかり支えること、赤ちゃんの反応を待つ間に本当に寝ないことに注意しておきましょう。

⑦好きな言葉探し

おすすめの月齢:生後5か月頃~

赤ちゃんの顔を見ながら思いつく言葉を言っていき、好きそうな言葉を見つける遊びです。

色んな単語をあげていくと、赤ちゃんが笑ったり声を出したりすることがあります。
反応があった単語を繰り返したとき、また反応する場合は好きな言葉の可能性大。

ポップコーンのように語感が楽しいものは、よく反応してくれます。
息子は『好き』『パパ』『息子の名前』『もやし』が特にお気に入りです。

そのときどきでブームが変わるので、反応が悪くなったら新しい言葉を探してみてください。

赤ちゃんの機嫌が悪いときにお気に入りの言葉を言ってみるとニコニコしてくれることが多いので、あやすときに活かすこともできます。

⑧からだ楽器

おすすめの月齢:生後4か月頃~

からだで音を出す遊びです。
ママやパパが自分の手を叩いたりお腹をポンポンしたりして音を出します。
息子は指パッチンがお気に入り。

強く叩いたり大きな音を出したりすると赤ちゃんが驚くので、優しく音を出しましょう。

⑨オリジナル昔話

おすすめの月齢:生後5か月頃~

昔話を自分でつくって聞かせます。
有名な昔話をアレンジすれば簡単です。

赤ちゃんやお気に入りのぬいぐるみを登場人物にすると、喜んでくれます。

昔話をそのまま聞かせても反応がなかったのですが、息子の名前を出したり、ぬいぐるみを動かしたりすると嬉しそうに聞いてくれました。

⑩実況

おすすめの月齢:生後5か月頃~

赤ちゃんの行動を実況するという遊びです。

「〇〇くん、上手にハイハイをしています!」「おおっと、寝返りを打ちました!」など、見たままに実況するだけ。

声かけをしたいけど何を話せば良いか分からない、いつも同じ声かけしかできないというときに試してみてください。

遊ぶときだけでなく、オムツ替えや離乳食を食べるときにもおすすめです。

⑪何でも説明

おすすめの月齢:生後3か月頃~

色々なものを説明するだけです。

「これはボールって言うんだよ。転がして遊べるよ」とおもちゃの説明をしたり、「あれはエアコンだよ。冷たい風やあったかい風が出るよ」と家電の説明をしたり。
目についたものを説明します。

こちらも声かけに困ったときにおすすめです。

寝返りやハイハイがまだの赤ちゃんは実況できることが少ないので、寝るか抱っこが基本の月齢には何でも説明してみてください。

⑫二者択一

おすすめの月齢:生後5か月頃~7か月

赤ちゃんに二択をしてもらう遊びです。

赤ちゃんに片手ずつ出しながら、「にんじんとほうれん草どっちが好き?」などと聞きます。
触ってくれたほうで「ほうれん草が好きかー」なんて返しています。

私はごはん決めのときに「パスタとお米どっちが良いかな?」「チャーハンとオムライスどっちかな?」という感じでやることが多いです。
遊びながらメニューを決めてもらっています。

声かけに困っている人におすすめの遊びです。

⑬ぎゅー

おすすめの月齢:生後6か月頃~

ぎゅーも立派な遊びになります。

ひとり座りができるようになった赤ちゃんにおすすめで、座っている赤ちゃんを前からぎゅーしてみてください。
「ぎゅー!」と言いながらやると、すごく喜んでくれます。

1回離れてからもう1度と繰り返すと、爆笑することも多いです。

⑭偉い人ごっこ(殿様・王様・社長)

おすすめの月齢:生後4か月頃~

赤ちゃんを偉い人に見立てる遊びです。
おもちゃを差し出すときなどに「〇〇様、どうぞ」、硬い床に行こうとしたときに「〇〇様!お戻りください!」なんて言っています。

いつもと同じ遊びでも、偉い人ごっこと組み合わせるだけでマンネリ化が防げるはずです。

⑮お寿司屋さんごっこ

おすすめの月齢:生後3か月頃~5か月頃

寝返りがまだの赤ちゃんに特におすすめです。

まずは手をパーとチョキにして、お寿司を握る真似をします。
「いくら、うに、おまち」などとお寿司を握り、つくったお寿司を赤ちゃんの口に運ぶ真似をするだけです。

生後3か月から4か月くらいのときにお寿司屋さんごっこをすることが多かったですが、手の動きをじーっと見ていたり、ときには口をぱかっと開いてくれたりしていました。

⑯美容室ごっこ

おすすめの月齢:生後6か月~

お座りができる月齢でおすすめの遊びです。

座った赤ちゃんの頭を優しくマッサージしながらシャンプーの真似、チョキにした指で髪をチョキチョキしてカットの真似などをします。

ふれあい遊びを探してる人にピッタリです。

⑰高い声を聞かせる

おすすめの月齢:生後5か月頃~

赤ちゃんは高い声が好きだと言われています。
明るいトーンや抑揚のある声も好きです。

息子も高い声を聞かせるととても喜びます。

ただ、高い声で話しかけるよりも、高い声で短い音を聞かせるほうが嬉しそうです。
「んぴっ!」「ぱっ!」「ふぅっ!」のような音を高い声で聞かせると大笑いします。

大きな声は驚かせてしまうので、ボリュームに気をつけながらやってみてください。

⑱恐竜ごっこ

おすすめの月齢:生後6か月頃~

寝返りやハイハイができる頃におすすめです。

四つん這いになって、「のっし」「のっし」と言いながら赤ちゃんに近づきましょう。
すぐそばに辿り着いたら、両手をあげて「がおー!」と恐竜の真似をします。

これだけでも喜びますが、恐竜の口をイメージして両手を広げて、赤ちゃんを手で包みながら「がぶー!」と言ってみてください。
息子はこれで大喜びです。

ハイハイするようになってからは楽しそうに逃げようとするので運動にもなっています。

家にあるものを使った遊び

家にあるものを使った遊び

次は家にあるものを使った遊びです。
ものによってはどの家にでもあるものではないですが、遊びのヒントにしてみてください。

⑲コロコロ

おすすめの月齢:生後5か月頃~

息子は掃除に使うコロコロやマッサージに使うコロコロが好きです。

目の前でコロコロすると、コロコロを目指して動き回ります。
まだハイハイができなかった頃も、うつ伏せでコロコロして遊んでいました。

危ないのでひとりでコロコロさせることはできませんが、手を添えて一緒にコロコロをすると楽しそうです。

⑳写真を見せる

おすすめの月齢:生後4か月頃~

息子はパパが大好きなので、パパの写真や動画を見せるとテンションが上がります。
声を上げて笑ったり「ふん!ふん!」と興奮したり、とにかく嬉しそうです。

自分が認識できるようになってからは、自分の写真でも喜ぶようになりました。

私は目の保護モードにしたスマホやフォトウェディングのときのアルバムで見せています。
祖父母などの写真もおすすめです。

㉑ペットボトル楽器

おすすめの月齢:生後6か月頃~

ペットボトルは楽器にすることができ、横向きに置いておくと赤ちゃんが手でタンタンと叩き始めます。

空のペットボトル・少し水を入れたもの・満タンのもの、と内容量が違うものを用意しておくと、音が違って楽しいようです。
やるときは安定感がある四角くて大きいペットボトルの使用をおすすめします。

ラベルをカシャカシャするのも楽しそうです。
柔らかいラベルだと遊びやすいと思います。

フタの部分に目をぶつけたり、ラベルを剥がして口に含んだりしないよう、しっかり見守るようにしてください。

㉒ペットボトル転がし

おすすめの月齢:生後6か月頃~

ペットボトルは転がして遊ぶのもおすすめ。

丸いペットボトルに水を入れてからゆっくり転がすと、ゆらゆらしながら転がります。
ゆっくり転がすと興味深そうに眺めてくれますし、赤ちゃんもペットボトルを触って転がそうとしますよ。

楽器にする場合は大きいものがおすすめでしたが、転がす場合は小さいものが便利です。
300ml前後のものが転がしやすいと思います。

㉓ペットボトル積み木

おすすめの月齢:生後6か月頃~

市販の積み木はまだ早いかなぁって月齢の赤ちゃんにおすすめの遊びです。
ペットボトルを親が積み重ね、それを壊してもらうという遊びができます。

大きいので誤飲の心配がありませんし、キャップ以外は柔らかいので比較的安全です。

崩すときに赤ちゃんにぶつかる可能性があるので、水を入れた重いものではなく空のペットボトルを使うようにしましょう。

㉔かくれんぼ

おすすめの月齢:生後8か月頃~

おすわりやハイハイ、引っ張る動作ができる赤ちゃんとおすすめな遊びです。

赤ちゃんの前で毛布をかぶって待っていると、毛布を引っ張りに来てくれます。
毛布が取れて顔が見えると大喜びです。

最初は赤ちゃんの手が届くところでやって、赤ちゃんに遊び方を覚えてもらいましょう。

慣れてきて赤ちゃんから離れた場所でやってみると、ハイハイでやって来て毛布を取ってくれるはずです。

お腹をすかせたいとき、疲れさせたいときには、わざと距離を取って毛布をかぶり、たくさんハイハイしてもらっています。

わが家の場合、転んでも平気なマットを敷いたベビーサークルの中でやっています。
毛布をかぶると赤ちゃんが見えづらいので安全対策は必須です。

㉕出産・育児の雑誌を一緒に読む

おすすめの月齢:生後4か月頃~

カラフルな色の絵本を好む赤ちゃんが多いですが…息子は雑誌も気に入ってくれました。

赤ちゃんの写真やおもちゃの写真などがあるページが好きなようで、雑誌を広げていると隣で一緒に見てくれます。
育児やベビー用品の情報を集めながら、赤ちゃんと遊ぶことができるのでおすすめです。

「赤ちゃんだ。可愛いね」「このおもちゃ楽しそうだね」などと話しかけながら読めば、コミュニケーションにもなります。

㉖洗面台の鏡を見せる

おすすめの月齢:生後5か月頃~

鏡が好きな赤ちゃんは多いです。

息子の場合、小さな鏡だと真剣な顔でのぞき込むのですが、大きな鏡を見せたときにはニコニコと笑顔になります。
鏡のおもちゃはありますが、笑ってほしいときには洗面台の鏡へ行くことも。

大きな鏡だと私も一緒に映ることができるので、鏡越しに笑いかけたり変顔を見せたりして笑わせるという遊びもしています。

㉗楽器の音を聴かせる

おすすめの月齢:生後5か月頃~

赤ちゃんは楽器の音にも興味を持ちます。
家に楽器がある場合は、近くで演奏してみることがおすすめです。

パパがギターを弾いている様子を大人しく眺めていましたし、心地良いのか眠りにつくこともありました。
カホンという打楽器を叩いたときは、からだを揺らしながら「ふん!ふん!」とテンションが上がっていました。

赤ちゃんをびっくりさせないくらいの音量で演奏してみてください。

㉘バスマットカリカリ

おすすめの月齢:生後5か月頃~

息子はベビー用バスマットの凹凸を指でカリカリするのも好きです。

購入したものの、お風呂で使わなかったバスマットがあるのですが、息子の近くに置いておくとしばらくカリカリします。
感触や音を楽しんでいるようです。

赤ちゃん用のバスマットがある場合は試してみてください。

㉙マグカップいないいないばあ

おすすめの月齢:生後6か月頃~

キャラクターの顔が描かれたマグカップを使っているのですが、赤ちゃんに見せながら飲み物を飲むと嬉しそうにしています。

飲む動作でキャラクターの顔が隠れたり見えたりするのが楽しいようです。

マグカップ以外でも、キャラクターが描かれたアイテムがあればできると思います。

おもちゃ遊びのアイデア

おもちゃ遊びのアイデア

ここからはおもちゃを使った遊びのアイデアを紹介します。

㉚ママ・パパがおもちゃで遊ぶ

おすすめの月齢:生後4か月頃~

赤ちゃんって、リモコンやスマホなど大人が使うものに興味を示しますよね。
大人の真似をしたくなることを活かし、まずは大人が全力でおもちゃを使って遊びます。

おもちゃを与えるときは最初に遊び方を見せるはずですが、そんなレベルじゃなくて真剣に遊ぶことがコツです。
すると、「自分も!」と言わんばかりに熱中して遊んでくれます。

あまり興味を示さなかったおもちゃがあったとしても、まずはママ・パパがそのおもちゃを全力で遊んでみてください。 
さっきまで無視していたおもちゃでも、私が全力で遊んでから渡すと同じように遊び始めることが多いです。

㉛おもちゃ探し

おすすめの月齢:生後5か月頃~

おもちゃはいっぱいあるけれど遊んでくれない、普段使っているおもちゃに飽きたみたいという場合はおもちゃ探しもおすすめです。

赤ちゃんが見ている前で、クッションや毛布などの下におもちゃを隠します。
そうすると、赤ちゃんが近づいてきて隠したおもちゃを取り出してくれることが。

おすすめなのは、音が出るおもちゃです。
音を出しながら隠すと、特に嬉しそうに取り出そうとします。

遊ぶときに気を付けてほしいこと

紹介した遊びごとに注意点も紹介しましたが、改めて遊ぶときに気を付けてほしいことを書いておきます。
細心の注意を払って遊んでいるママパパがほとんどだと思いますが、念のため。

赤ちゃんの転倒に注意

おすわり・ハイハイ・つかまり立ちなどができると、遊びの幅がグンと広がります。

ですが、油断していると赤ちゃんが転倒して頭や身体をぶつけてしまうので危険です。
いないいないばあをしようとして顔を隠した一瞬でも転倒する恐れがあります。

安定しておすわりができるようになったと思っていても危険です。
テンションが上がった赤ちゃんが飛び跳ねるように身体を動かして後ろに倒れることもあります。

ハイハイをしているときに、柔らかいマットから出てフローリングに倒れ込んでしまうこともあるかもしれません。

ずっと見ていられる、すぐに手を伸ばして支えられるとき以外は、転倒しても強い衝撃がない場所で遊んだほうが良いです。

わが家の場合は、ジョイントマットの上にベビーサークルを置き、サークル内に厚めのマットを敷いています。
遊んでいる最中に顔からも頭からも倒れ込むことがありますが怪我することはないです。

実際に私が床に頭から倒れ込んで、赤ちゃんが転んでも問題なさそうか試しておきました。
実は最初に薄めの敷物を敷いてみたのですが、私が頭を打つと痛かったので厚手のものに変更したという経緯があります。

柔らかそうでも実際に打つと痛いこともあるので、親が試しておくことをおすすめします。

赤ちゃんとの接触に注意

赤ちゃんの近くで親が動き回る場合、ぶつからないようにする必要があります。

踊ったり動いたりする様子を近くで見せると喜ぶと書きましたが、赤ちゃんの様子をしっかり確認しておかないと近づいてきた赤ちゃんにぶつかるかもしれません。

遊んでいる最中に親が転倒して、赤ちゃんに接触する危険性もあります。

簡単に想像できますが、赤ちゃんを踏んでしまえば大怪我に繋がってもおかしくないです。
距離をとる、赤ちゃんの動きを見ておく、自分自身が転倒しないように気を付けるようにしましょう。

誤飲に注意

誤飲もとても危険です。

紹介した遊びの中だと、ペットボトルのフタやラベルなどで誤飲の可能性があります。
直径4cm未満のものには注意が必要です。

3歳児が最も口を大きく開いたときの大きさが約3.9cmだとされているため、0歳児や1歳児と遊ぶときであれば4cm以上の大きさであれば基本的に心配ないと言えます。

ただし、取り外すと小さくなるものや形が変わるものは要注意です。
たとえば、ペットボトルそのものは大きいですが取り外したキャップは4cm以下ですし、ラベルは大きくても丸めたりして形を変えると4cm以下になります。

もちろん、遊びに使うものだけでなく、遊ぶスペースや周辺に置いてあるものにも注意してください。

かたいものに注意

寝返りやおすわり、ハイハイなどができる赤ちゃんの近くに、かたいものを置いておくことも危険です。
床が柔らかくても、かたいものにぶつかれば痛い思いをします。

おもちゃやスマホなどを近くに置いたまま遊んでいると、寝返りを打ったり転んだりしたときにぶつかる可能性があるので、当たることがない場所にのけておきましょう。

私の場合、おもちゃを使わない遊びをするときは赤ちゃんの手が届かない場所におもちゃをのけています。

無理強いしない

紹介した遊びを試しても、赤ちゃんが興味を示してくれないこともあるはずです。

赤ちゃんは成長スピードも遊びの好みもひとりひとり違うので、まだできない、興味がないことは全く問題ではありません

というわけで、嫌がっているのに無理やり同じ遊びを続けるのはやめておきましょう。
時間をあけて何回か試しても食いついてくれないなら、他の遊びを取り入れると良いです。

紹介した遊びはあくまでもわが家の息子が気に入ったもの、私がマンネリ化防止で取り入れているものであり、どの赤ちゃんでも楽しんでくれる保証はありません。

遊びのアイデアとして参考にする程度にしておき、赤ちゃんの反応を確かめながら取り入れるかどうか決めるようにしてください。

 

おわりに

私がよくやっている遊び・息子が楽しんでくれた遊びを紹介しました。

赤ちゃんによってツボが違うので全ての赤ちゃんが喜んでくれるとは限りませんが、遊びのヒントになれば、と思います。

やったことがない遊びがあれば、ぜひ試してみてください!